私には将来息子君に伝えたいことがいくつかある。
いつか、年を重ねて、彼が大きくなった時に、伝えたいと思っている。
今日は、その中の一つのお話。
息子の夜泣きをきっかけに気づいたこと
「マ゛マ゛~~~~!!!」
息子君が珍しく夜泣きした本日。
おそらく午前中の病院&採血が原因だろうな・・・
っと思いつつ、抱っこしながらあやす。
「大丈夫だよー!ママここにいるよーー!」
「ママはずっと・・・」
【ずっとそばにいるよ】と言おうとして言葉に詰まった。
(ずっとそばにはいないよな?)
そして、思った。
あ。そうか。【見捨てることはしない】が私の中の正解だ。
薄情?親友との関係性が私なりの答え
【見捨てることはしない】
自分で書いた言葉だけれど、あまりにも淡白すぎる言葉で、
あまりにも、息子君に対して薄情に感じ、かつ冷たく感じた。
でも、私にとっての、間違いのない言葉である。
親友との思い出話
ここで昔話になるのだが…
私には、唯一無二の親友がいる。
その親友との関係は昔から他の友達との関係とは違っていて、
基本的に馴れ合いはなし、思ってることだけを言う、嘘をつかない
っというのを地でいくような関係性である。
もし、相手が沼にはまって抜け出せなかったとしても、相手を助けない。でも、置いていくようなこともしない。
どんな結末になっても見届ける。
それが、当時高校生だった私たちが話した内容であり、
今でも変わらない、私たちのスタンスである。
(なんやろう、この厨二感・・・(笑))
要約すると・・・
絶対に見捨てずにそばにいる、話もいくらでも聞く、
だから頑張るのか頑張らないか、耐えるのか行動するのか
なんにせよ、自分で考えて自分で決めろ
最後まで見届けるから
っという内容。
(要約書くと、より過去回想の厨二感が増す…!!)
ちなみに、本物の沼に入って死にそうになったら、
さすがに消防とかに電話します。
息子君との関係に当てはめてみる
今は息子君の【そばにいる】ことも、【味方でいる】ことも、
当たり前だと思っている。
だって、親だし。息子君幼いし。
そして超かわいいし、むしろ天使だと思ってるし、味方でいたいし(笑)
でも、息子君に自我や理性が芽生えて、考えられるようになって、分別がつくようになったとき、
絶対に味方するってわけでもないし、絶対に助けるってこともないと思う。
悪いことをしてしまったときは、味方ではいられないし、
自業自得の内容に対して、助けてあげることはないと思う。
でも、こういうときに、見捨てることはたぶんない。
寄り添ってあげることはできると思う。
なぜ息子君に伝えたいのか
正直、あまりに回りくどくないかと自分でも思うけれど、
私自身は、上っ面の言葉を息子に投げたくないと思っているので、
この話を息子君に伝えたいと思っている。
私自身、母が
【あなたの味方だよ、困ったら頼るんだよ】
って言葉が嫌いだった(今でも嫌い)
だって、私が仮に何か事件を起こしてしまって、悪いことをしてしまって、
母に私の味方にはならなだろうし、なってほしくもない。
年老い、経済状況や健康状態が悪くなっていくであろう両親に、
私が何かあったら頼れるわけがない。頼られても困ることを知っている。
ちなみに気持ちはうれしい。
言葉をかけたいと、そう思う存在でいられることは超うれしい。
だから、私は母のその言葉をうのみにできず、
また、(実際どうかはおいといて)母は調子のいい綺麗ごとばかり言う人だと思った。
そうなると、母に何かを相談しようかなと仮に思っても、
本音を隠し、綺麗ごとや一般論ばかり言われるのがおちだと思う。
だから、私は息子君に正直な自分でありたくて、
この話をいつかしたいと思っている。
息子君に嫌がられない限り、息子君としっかり向き合っていきたい。
おわり
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