今日のニュース記事を見ていたら、
婚姻届、離婚届のオンライン化を検討しているという記事を見つけた
最近では国税調査のオンライン化もしていたし、
国のオンライン化への対応の意欲を感じる今日この頃
正直、若い世代(といっても私は30代w)にとってはありがたいことだなと
感じる一方で、いろいろ気になるなぁーっと思う部分のが本音
それについての個人的な見解をつらつら綴ってみた
そもそもなぜオンライン化
菅政権になって、いろんなものにオンラインが検討されている。
ハンコ文化の廃止も検討されている、というのはよく聞く内容だなという感じ
(現状は実印が必要なものは難しいみたいだが・・・)
で、その中で婚姻届や離婚届に押すハンコは、
認印でいいから省略できるものらしい。
なので、オンライン化を検討しているよっということらしい
先日は国税調査がオンライン化したし、私の勤め先なんかでは
契約書の押印が電子契約(デジタル押印)になっている。
時代の波だなという感じもするし、デジタル庁すげぇっとも思う。
オンライン化に伴うメリットやデメリットは?
ただ、いいことが多いと思ってはいても
個人的に、メリットもデメリットもあるのかなと思った
メリット
・時間や場所へのとらわれが少ない
・オンライン化によるヒューマンエラー防止
・気軽にできる
・マイナンバーカードの有効活用
・ビックデータの活用(集計がそもそも楽にもなるし、活用の幅も広がる)
・将来的なコスト(人件費)削減
ざっと思いつく限りこんな感じだろうか。
国税調査のようなアンケートのものは集計が楽になったり、
データの活用をしやすくなると思う
あとは、手続き系については、時間や場所のとらわれが少なくなるのは大きいと思う
例えば、確定申告なんかは電子申請ができるいい例。
あれのおかげで、税務署にわざわざ出向かなくてもいいってすごく大きい。
ヒューマンエラー防止については、役所の人が手入力が減るという意味で記載した
でもそもそも、システムの作りこみ具合や、わかりにくいページなどでは
入力者の誤りを誘発しかねないところがネックな部分だろうけど・・・
デメリット
・専用の機器やアプリが必要になる可能性がある
・手続き内容が分かりにくい可能性がある
・手軽にできる⇒手軽にやってしまう可能性がある
・情報弱者ではうまく使えない
・初期導入の難しさ、運用の難しさ
・複数人が出す申請はどのようにこなすのか検討
デメリットの面では、実際導入された場合の想定なので、
可能性があるの書き方にばかりなってしまった。。。
私たちエンドユーザーから見たデメリットは、
やっぱり操作性じゃないかなと思う。
分かりにくい、使いづらいはどうしても出てくる問題かなと。。。
あとは、専用の機器。PCやスマホがある前提になるし、
マイナンバーカードを使うならICカードリーダーが必要になると思う。
おじいちゃんおばあちゃんには、ちょっとハードル高そう・・・
国のデメリットは、要約するとシステムの作りこみだと私は思う。
先日の給付金のオンライン申請の際は、
いろいろ問題があり連日ニュースになっていたのは記憶に新しい
そういうのをなくそうと思うと、
システム導入への検討が超重要だし開発費用の捻出が必要、
開発期間がかかることも念頭に入れなきゃいけない。
あとは、複数承認が必要な、例えば委任状での手続きや、
婚姻届のような夫・妻・それぞれの証人が記入する欄があるものを
どうやって手続きをするんだろうか・・・
私はオンライン化に賛成
メリットデメリット含めて、いろいろあるけれど、
それじゃ、私はどうなのかというと、オンライン化に賛成。
まず第一に、いつかは来る時代の波だと思っているというのが一点。
それを先延ばしにするのは有益ではないと思う。
あとは、データが活用されてほしいという思い。
大阪ではコロナにかかった人たちのデータがきちんと集計されていて、
陽性者数や陽性率などがすぐ出たが、
あれを思い出して分かる通り、データの活用はすごく大切だと思うから。
メリットも大きいし、国としてのデータがうまく活用されることを祈るばかり。
ただし、大規模な開発がいくつも走ることになるのではと懸念している。
だから、ただでさえSE不足の今、開発費や開発期間を無理させるようなことだけは
頼むからやめてほしいなと切に願う。
逆にすぐにオンライン化したようなものは怖くて使えないw
日本のオンライン化がいいようにすすみますよーに!
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